project

計算科学研究機構(AICS)共同研究


1.大規模乱流直接シミュレーションコードの高性能化及びその評価

研究代表者:横川 三津夫(システム情報学研究科)

現実的な高レイノルズ数の乱流の性質を解明することを目的に、スーパーコンピュータ「京」の性能を最大限に活かす乱流の大規模直接数値シミュレーション(Direct Numerical Simulation;DNS)コードを開発し、結果の解析により、「現実的な」高レイノルズ数の乱流の性質を解明し、またその結果を3次元可視化し、乱流の現象を視覚的に表現する。

2.地震災害および豪雨災害シミュレータの研究開発とその活用

研究代表者:飯塚 敦(自然科学系先端融合研究環都市安全研究センター)

京計算機を活用したIESの高度化を目指す。地震動による建物等の応答を高い分解能で計算し、地域や建物の個別性を反映したシミュレーションを実現する。さらに、豪雨災害に関するシミュレーション技術の統合をすすめ、台風発生シミュレーションの他、局所的な豪雨発生シミュレーションと降雨予測シミュレーションの開発を行う。可視化技術(π-CAVE)と連携することによって、シミュレーション結果の「見える化」をはかる。神戸市や兵庫県などの地元自治体との双方向連携をはかり、行政などの実務における防災・減災戦略の高度化に積極的に寄与することを目指す。

3.有限要素解析に現れる連立一次方程式の高速・高並列反復解法に関する研究

研究代表者:横川 三津夫(システム情報学研究科)

有限要素法による大規模構造解析から得られる不規則対称疎行列を係数行列に持つ連立一次方程式に対し、種々の反復解法の適用可能性を評価するとともに、スーパーコンピュータ「京」のようなペタスケール規模の並列計算機に向けた高速化、高並列化技法を開発する。