緩和医療に携わる医療従事者の育成に関する研究

研究担当者所属・職・氏名
医学研究科・特命教授・木澤 義之
概要

わが国の緩和ケアの均てん化に資するため、全国のがん診療拠点病院等の緩和ケアチームが、限られた資源の中で効果的に活動するための運用モデルを作成することである。加えて緩和ケアチームを構成する医療従事者、並びに基本的な緩和ケアを実践するがん診療に携わる医師、看護師、メディカルスタッフの教育方法についても検討を行う。緩和ケアチームが限られた資源の中で効果的に活動するための運用モデルの作成については、緩和ケアチームに専従の医師がおらず、かつ緩和ケアチームの年間コンサルテーション数が150件を上回る病院を選定し、緩和ケアチームの運用モデルを収集するとともに、当該緩和ケアチームの専任医師並びに専従看護師を対象としてフォーカスグループインタビューを実施・分析し『緩和ケアチームの活動を活性化するための工夫』を明らかにする。以上の結果を統合して、限られた人的資源の中で緩和ケアチームが効果的に活動できるようになるための運用モデル・マニュアル (案) を作成する。また、がん診療に携わる医師、看護師、メディカルスタッフに対する緩和ケアの教育方法に関する研究については、第2期がん対策推進基本計画に基づき、前年度までに実施してきた 1)医師対象の緩和ケア研修会プログラムPalliative care Enhancement program on Assessment and manegement for Continuous medical Education (PEACE) の教育効果の検証及び改訂、2)看護師のための緩和ケア教育プログラムであるEnd-of-Life Nursing Education Consortium-Japan (ELNEC-J) の教育効果の検証及び改訂、3)がん診療に携わる小児科医に対する緩和ケア教育プログラム Care for Life-threatening ILLness in Childhood (CLIC) の教育効果の検証及び改訂、を実施する。

期間 (年度)
平成25年度