国際文化学研究科 池上裕子准教授が第38回 サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞しました。受賞業績は『越境と覇権 —— ロバート・ラウシェンバーグと戦後アメリカ美術の世界的台頭』(三元社)です。

12月12日(月)贈呈式での様子

公益財団法人 サントリー文化財団は、毎年、広く社会と文化を考える独創的で優れた研究、評論活動を行った個人に対して、著作物を対象に、「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門に分け、「サントリー学芸賞」を贈呈しています。

1979年の創設以来、受賞者の数は今年度を含め321名を数え、これらの受賞者の業績は、主題への斬新なアプローチ、従来の学問の境界領域での研究、フロンティアの開拓などの点で高く評価されています。従来、評論・研究活動を幅広く顕彰する賞は少なく、既存の枠組にとらわれない自由な評論・研究活動に光を当てることが、サントリー学芸賞の重要な役割となっています。

(2月7日、贈呈式の写真を追加しました。)

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