COC+「安心安全な地域社会」領域 熊本地震復興支援まちづくりシンポジウム-地域社会の復興に向けて-
2016年12月10日
本学が取り組んでいる、地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)の「安心安全な地域社会」領域の一環として、熊本地震で被災した方々の生活復興の状況、及びその課題を共有しつつ、住民を主体とした安心安全なまちづくりのあり方について、地域の方とともに考えるため、標記シンポジウムを行います。
平成28年4月に発生した熊本地震から半年以上が経過した今、被災された方々が以前の生活リズムを取り戻し、地域社会の復興を果たしていくことが望まれています。阪神・淡路大震災、そして東日本大震災を経験し、生活再建を考慮した住民主体のまちづくりの仕組みづくりは、インフラなどのハード面の復旧・復興に比べると難しいのが現状です。
本シンポジウムでは、神戸の専門家や学生ボランティアによる復興支援の取り組みの報告を行います。さらに、住民参加型のまちづくりの取り組みとして熊本の専門家により、益城町復興計画の状況及び仮設住宅の住民への聞き取り調査についてご報告頂きます。
プログラム最後のパネルディスカッションでは、語り部の方より長田区真野地区周辺のまちづくりの取り組みについてご講演頂いた後、参加者で意見交換を行います。
開催概要

- 日時
- 平成28年12月10日(土)
開会 14時 - 場所
- 神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
- プログラム概要
- 第1部:熊本地震復興支援の取り組みの報告
- (1)「益城町における避難者対応調査」
- (2)「学生ボランティアによる被災地支援」
- 第2部:住民参加型のまちづくりの取り組み事例紹介
- (1)「益城町復興計画の策定状況と全仮設住宅への聞き取りの活動紹介」
- (2)パネルディスカッション
- パネルディスカッションでは学生や益城町の地域組織の代表の方、真野地区の住民と行政との橋渡しをされてきた方も交えながら意見交換を行います。
※プログラム詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。
- 参加方法
- 申込不要(定員60名)、参加無料
- 真野地区と鷹取駅周辺を巡るまち歩き会
- シンポジウムの翌日の平成28年12月11日(日)、真野地区と鷹取駅周辺を巡るまち歩き会を開催します。こちらに参加をご希望の方は、チラシにあります「事前申し込み」を行ってください。詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。
- シンポジウム及びまち歩き会に関するお問い合わせ
- 神戸大学都市安全研究センター
- TEL:078-803-6239(担当:小川) FAX:078-803-6394
- TEL:078-803-6437(都市安全研究センター事務室山崎)
(都市安全研究センター、地域連携推進室)