第15回留学生ホームカミングデイを開催しました

2018年11月19日

神戸大学よさこいチーム山美鼓

第15回神戸大学留学生ホームカミングデイが、10月27日に百年記念館「六甲ホール」において開催されました。この催しは、「人・知・還流」の理念の下、卒業留学生、在学留学生、大学関係者、地域の方たちが集う場として2002年より始まり、今年で節目の15年目を迎えました。オープニング・パフォーマンスは、神戸大学よさこいチーム山美鼓の迫力溢れる演舞で会場が盛り上がりました。

開会の挨拶は、イタリア・ヴェネツィアに長期出張中の河合成雄国際教育総合センター留学生教育部門長を、遠隔テレビ会議システムでつなぎ行われました。自身が今回のヴェネツィア滞在により20年ぶりの同窓会を果たした身近なエピソードを紹介し「インターネットで世界が一瞬にしてつながる今の時代だからこそ、直接会って話す場が新たな可能性を生み出すもので、ホームカミングデイが今後も大学と留学生との絆を深めるよき機会として発展していくことを願います」と述べました。 

第15回留学生ホームカミングデイ記念特別企画「神戸大学における留学交流・教育を考える ~第一線で活躍する卒業留学生と恩師を迎えて~」のセッションでは、国際教育総合センター朴鍾祐教授の進行で、4人の卒業生とそれぞれの指導教員が登壇しました。

旧留学生センター時代より続いている教育プログラムとして2004年から行われている日本語・日本文化研修留学生(日研生)プログラムの中から、代表としてソーピットヴッティウォン・ユッパワンさん (タイ/チュラーロンコーン大学 文学部東洋言語学科日本語講座 准教授)、ランカスター・ローソンさん (イギリス/東京海上日動火災保険株式会社)、また神戸大学留学生交流支援サークルTruss代表の李炫庸さん (韓国/P&G Japan)、高原 有香さん (日本/兵庫県高校英語教員)が登壇しました。4人はそれぞれ学生時代の勉強や活動の思い出を披露しつつ、その経験がその後の人生にも大きく活かされていると述べました。

また留学生・外国人研究者の家族と"心"ふれあうネットワークをめざす「KOKORO-NET in 神戸」を代表して、田中圭子さんが草創期の留学生家族支援の取り組みを紹介しました。発表後には、当時の指導教員からの温かいコメントもあり、終始和気藹々とした雰囲気でした。国際教育交流の取り組みを振り返るよい機会となりました。

(左上)ソーピットヴッティウォン・ユッパワンさん (右上)ランカスター・ローソンさん(左下)高原 有香さん・李炫庸さん(右下)田中圭子さん
鶯地隆継氏と武田廣神戸大学長

神戸大学海外同窓会「海外ネットワーク」紹介のセッションでは、最初に武田廣神戸大学長から式辞と英国神戸大学同窓会旗の贈呈がありました。

朴教授より「海外ネットワーク」の現状について説明がされた後、鶯地隆継氏(国際会計基準審議会理事/経済学部1981年卒)による英国神戸大学同窓会活動に関する紹介がありました。鶯地氏はロンドンを中心に2011年から活動を本格的に始めて以来、その活動は多岐にわたり現在は4つの流れがあると説明。とりわけイギリスに交換留学生として派遣される日本人学生の企業訪問など、現地での教育支援も含め今後も大学のグローバル人材育成に一助できるように大学との連携をより強化していきたいと話ました。

在学留学生たちによって行われる「KUワールドフェスタ」セッションでは、KUファッションコレクションという企画で、民族衣装(タイ、韓国、中国、ナイジェリア)、ハロウィン仮装、コスプレの三部門に応募した17名の留学生が六甲ホールのレットカーペットを歩き、それぞれの衣装を披露。会場が華やかな雰囲気に包まれました。最後に、会場の参加者全員で神戸大学の学歌を斉唱して第一部を締めくくりました。

第一部終了後に行われた「アルムナイ・ティーパーティ」では、卒業・修了した留学生や現役留学生、日本人学生、留学生支援団体、現職・退職の教職員らが一堂に会し、楽しいひとときを過ごしました。

今回のホームカミングデイには約140名の関係者が集まり、「人・知・還流」を具現する意義深い1日となりました。

(国際教育総合センター)