「2018 キャンパスアジア・プログラム年次シンポジウム in 高麗大学校」を開催しました

2018年11月15日

神戸大学キャンパスアジア・プログラムは2018年11月9日、中国の復旦大学、韓国の高麗大学校とともに、「2018キャンパスアジア・プログラム年次シンポジウム‐東アジアの機会と課題」を開催しました。同シンポジウムは、リスク・マネジメント専門家養成プログラムを共同で実施している3大学が、プログラムの今後の展開について話し合うとともに、プログラム参加学生の研究成果を発表する場として、毎年開催しているものです。今回のシンポジウムでは、国際機関の専門家をゲストスピーカーとしてお招きしました。今年度は、3大学の教職員及び学生約38名が参加しました。

開会の挨拶で、井上典之国際担当理事は、本学が目指す世界最高水準の教育研究拠点の構築のために果たすキャンパスアジア・プログラムの役割は重要であり、全学で取り組むとの意思を表明しました。また、高麗大学校国際大学院のキム・ソンハン院長、ならびに、復旦大学国際関係・公共事務学院のスー・チャンヘ院長も、東アジア地域における関係安定の礎として、同プログラムを更に発展させていきたいと述べました。

また、今回のシンポジウムでは、リスク・マネジメントの概念と実務における応用をテーマに、世界銀行のリャン・シャオイェン教育主任専門官、UNESCOアジア太平洋地域教育事務局(UNESCOバンコク)の青柳茂事務所長、国際連合アジア太平洋経済社会委員会北東アジア事務局(UNESCAP-ENEA)のナム・サンミン代表代行の3名の国際機関のスペシャリストを招いて特別セッションを開催しました。ゲストスピーカーから、実際の任務におけるリスク評価のあり方が紹介された後、3大学の教員によって実際の国際機関の経験をどのように教育プログラムにこうした内容を反映させるかといった観点から活発な議論が交わされました。

シンポジウムでは、3大学のプログラム参加学生を中心とした計15名の大学院生が研究成果を発表しました。コメンテーターを務めた3大学の教員からは多くのコメントが出され、活発な質疑応答が行われました。また閉会の際には、3大学の教員から講評を頂き、学生の研究に対する激励を頂くとともに、プログラムの拡充のために更なる協力関係強化が確認されました。

翌10日には、3大学のシンポジウム参加学生、教員及びゲストスピーカーが、軍事境界線・非武装地帯(DMZ)を訪問するスタディツアーに参加し、朝鮮戦争についての歴史を学びました。神戸大学では、引き続きキャンパスアジア・プログラムの拡充に向けて、全学規模で取り組みを強化していきます。

(国際協力研究科)