附属図書館が「オープンサイエンス研修会」を開催しました

2019年10月09日

神戸大学附属図書館では、9月30日午後に、神戸大学瀧川記念学術交流会館を会場として「オープンサイエンス研修会」を開催しました。本研修会は、「第5期科学技術基本計画」や「統合イノベーション戦略2019」等においてオープンサイエンスの推進がうたわれている現在の動向を踏まえ、今後大学に求められる対応を検討するための契機となることを目的に企画されました。

前半は、国立情報学研究所の講師により、オープンサイエンスに関する基礎的な情報や、国立情報学研究所により実証実験がおこなわれている研究データ管理基盤(GakuNin RDM)、現在開発されているデータ公開基盤(WEKO3)について、これまで図書館で構築が進められてきた機関リポジトリとの関係を踏まえ「図書館員のためのオープンサイエンス概論」(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課長 小野 亘氏)「オープンサイエンスと学術機関リポジトリ」(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター特任助教 林 正治氏)と題する講演がありました。

後半の意見交換会では、データの管理・公開に係る学内での合意形成や役割分担、システムの整備など多岐にわたる観点から、講師3名(小野氏、林氏、国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター特任技術専門員 平原 孝明氏)および参加者の間で約1時間半にわたる活発な意見交換が行われました。

研修会には、学内外の図書館職員や教員、学生を含む36名の参加がありました。開催後のアンケートでは、「断片的に得ていた情報が整理して提示され、大変参考になった。」「他大学の具体的な進め方が分かった点、リポジトリの行く末について考えさせられた点で勉強になった。」などの感想が寄せられました。特に意見交換会は有益であったとの意見が多く、貴重な機会となりました。

なお、本セミナーの資料は神戸大学学術成果リポジトリKernelにて公開されています。