第5回日本インドネシア学長会議に参加しました

2019年11月05日

10月10日及び11日、広島市において広島大学を幹事として中国・四国地区国立大学の主催により第5回日本インドネシア学長会議が開催されました。本学からは吉井昌彦理事(国際・評価担当)及び桑原達也国際部長が参加しました。この会議は、2年毎に日本とインドネシアにて交互に開催され、第5回目の今回は、両国から69大学の代表者が参加しました。国際平和都市ヒロシマで開催されるにあたり、SDG’sの達成と平和な社会の実現に資するため「Collaboration in Research and Education for Sustainable and Peaceful Society」をテーマに掲げ、両国が協力して取り組むべき今後の方策等について協議されました。

冒頭に主催者である越智光夫広島大学長から挨拶があり、広島大学における「持続可能な発展を導く科学」と平和構築を実践するための取り組みなど、地球の未来に対して大学という組織が果たすべき役割の重要性が述べられました。続いて両国の政府関係者による挨拶があり、学生交流、共同研究、共同教育課程の設置等、両国の大学間交流が着実に進展していることを評価するとともに、世界共通のSDG’sの達成に向けた更なる協力の進展と、それを加速するプラットフォームである本会議への期待が表明されました。

開会式に続き、福田康夫元内閣総理大臣・日本インドネシア協会会長による基調講演、白石隆熊本県立大学理事長による特別講演が行われました。両氏からは、昨年国交樹立60周年を迎えた両国間での高等教育や学術研究、産官学連携において益々の発展についての期待と、様々な政策提言の実現に向けての大学の関わりの重要性が述べられました。

1日目の午後は、教育、研究、産官学連携に関する分科会に分かれ、本学はSustainable Developmentをキーワードとした研究連携に関する分科会に出席しました。分科会では多くの共同研究分野での事例が発表され、地震や津波等の自然災害に関して両国の様々な大学が共同で取組を行うなど、研究連携の裾野が着実に拡大していることが分かりました。2日目には前日の分科会における発表や意見交換に関する発表が行われ、将来に向けて両国間の大学交流を更に深化させ、交流を促進することが確認されました。

大学間個別ミーティングセッションでは、本学ブースにインドネシア各大学が訪問して打合せを行う形式で行われ、本学ブースには国際連携推進機構や工学研究科・都市安全研究センターを主担当部局とした交流を行っているバンドン工科大学の副学長を始めとして多くのインドネシア側大学の代表者が訪れ、今後の交流の可能性などについて意見交換を行いました。

今回の学長会議では、日本インドネシア間の大学交流の確実な前進をみることができたとともに、各大学間のプラットフォームが確立されているということが確認できました。

神戸大学はインドネシアの8大学と大学間学術交流協定を締結しており、各校との連携を継続的に強化してきました。これらの長期的なパートナーシップを生かし、今後とも両国間での教育研究及び産官学連携を一層推進していきます。

 (国際部国際企画課)