「2019 キャンパスアジア・プログラム 年次シンポジウム in 神戸大学」を開催しました

2019年11月14日

神戸大学キャンパスアジア・プログラムは11月8日に、中国の復旦大学、韓国の高麗大学校と「2019キャンパスアジア・プログラム 年次シンポジウム in 神戸大学」を開催しました。キャンパスアジア・プログラムは、リスク・マネジメント専門家養成プログラムをこの3大学で共同実施しているものです。

シンポジウムは、キャンパスアジア・プログラムの今後の展開について話し合うとともに、プログラム参加学生の研究成果を発表する場として毎年開催しており、3大学の教員および学生が積極的に交流できる機会として重要な役割を担っています。2011年に同プログラムがスタートしてから、神戸での開催は今回が3回目となりました。今回のシンポジウムには、教職員・学生ら約50名が参加しました。

最初に吉井昌彦国際担当理事が挨拶として、神戸大学の国際化の進展とともにキャンパスアジア・プログラムが今後さらに展開することへの期待を述べました。復旦大学のスー・チャンハ大学院長、高麗大学校のキム・ソンハン大学院長からは、大学間の連携強化によるプログラムの発展と、リスク・マネジメント専門家養成の重要性について説明がありました。

また、キーノートスピーカーとして国際協力研究科客員教授のエドワード・ヴェレズ・ブスティロ博士の講演が行われました。元世界銀行本部次長を務められた経験から、教育と開発におけるリスク・マネジメントについて、政府・行政の視点とマネジメントを受ける側、双方の視点に着目した内容で、リスク・マネジメント専門家養成に向けた貴重な示唆が提示されました。

シンポジウム前半では、キャンパスアジア・プログラムで出版予定の書籍の内容について、執筆を担当する教員による報告が行われました。後半はプログラム参加学生を中心とした計17名の大学院生が研究成果を発表し、コメンテーターを務めた教員から、コメントや質疑応答が行われました。

終わりには、3大学の教員から閉会の辞とともに、学生に向けて今後も研究に研鑽を積んでほしいと、激励の言葉がありました。プログラムのさらなる充実に向け、大学間の連携を強化する貴重な機会とになりました。さらに翌日も、一部のシンポジウム参加学生や教員らによるスタディツアーが開催され、神戸港震災メモリアルパークと、人と防災未来センターを見学してまわりました。阪神淡路大震災による当時の震災の状況や、その後の復旧の過程について学び、防災や減災の知見を深めました。

神戸大学では、今後もキャンパスアジア・プログラムがさらに発展するために、全学を挙げて取り組んでいきます。

お問い合わせ先 神戸大学キャンパスアジア室
神戸大学大学院国際協力研究科棟2階
Email: gsics-caoffice [at] edu.kobe-u.ac.jp

(国際協力研究科)