日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念事業「トート・レーカのこけしの世界」展示会を開催しました

2019年12月16日

展示会の準備をするトート・ヴァーシャールヘイ・レーカさん

11月26日から29日にかけて、「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念事業」として、本学の卒業留学生でハンガリーのこけし作家であるトート・ヴァーシャールヘイ・レーカさん(総合人間科学研究科 2004年修了)を迎えて、こけしの展示会と講演会を開催しました。

レーカさんは神戸大学で芸術教育について学んだ後、ハンガリーでこけしの童話を書き、それがきっかけとなりこけし作りを開始。平成27年には全国日本こけしコンクールで海外から初入賞を果たしました。また、ハンガリーでも積極的に展示会やワークショップを開いて、こけしの伝統や歴史について紹介しており、まさに日本とハンガリーの懸け橋として活躍されています。

展示会では、期間中レーカさんが毎日展示スペースに立ち、4日間に約300名の来場者がありました。訪れた留学生は、「作品を見たり交流を通して、先輩の活躍ぶりや日本文化について学ぶ良い機会となった。」と感想がありました。

広く日本人に馴染みのある伝統的なこけしと違い、レーカさんが作る「創作こけし」は、独創的なデザインのものが多く、来場者は展示された様々なこけしの形や仕組み、色彩を眺めて、こけしの持つ奥深い世界を体験しました。

今回の「日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念事業」のために制作されたこけしもあり、ハンガリーの伝統衣装と日本の着物を着たこけしなど、デザインに込められたメッセージを通して、両国の友好関係やこれまでの歴史について考える良い機会となりました。

展示会にはレーカさんの研究科生時代の指導教員も来場され、恩師との再会の場にもなりました。また、関西ハンガリー交流協会やKOKORO-NET in KOBE、三井V-Net関西支部にもご協力いただき、学外からも多くの方が来場されました。

こけしを囲んでの講演会の様子

最終日には、こけしを囲んだ講演会が行われました。レーカさんから、作品ひとつひとつの物語・コンセプトなどについて説明があり、参加者はますます彼女の作品世界に引き込まれていきました。また、”ヨーロッパでのこけしの受容”について説明があり、海外における日本文化の伝わりなどを知る貴重な機会となりました。

関連リンク

神戸大学公式Youtubeにて、展示会の様子の一部を動画で紹介しています。

「神大メモリーズ」【第二十六回】KOKESHI 

(国際教育総合センター)