緊急事態宣言の解除を受けて(学長メッセージ)

2020年05月26日

学生・教職員の皆さんへ

 

神戸大学長 武田 廣

 

緊急事態宣言の解除を受けて(学長メッセージ)

 

5月21日に兵庫県に対する政府の緊急事態宣言が解除され、兵庫県の対処方針が変更されました。新型コロナウイルス感染症との戦いは新たな段階を迎えました。感染の爆発的拡大を防ぎながら、経済・社会活動を再開していくことが求められ、5月26日に神戸大学も活動制限指針の制限レベルを「4制限⁻大」から「3制限⁻中」に引き下げることを決め、6月1日より適用することとしました。しかし、ワクチンも治療薬も未だ完成しておらず、第2波第3波の感染拡大に備えなければなりません。学生諸君、教職員の皆さんには、引き続き感染防止に細心の注意を続けるようお願いします。

 

5月7日から遠隔講義を開始しましたが、少なくとも前期の間は遠隔講義を継続し、実習、実験など対面が必要な授業から、徐々に登校を認めていく方針です。学生諸君には引き続き不便を強いることになりますが、皆さんの健康と社会の安全を守るためであることを理解してください。

学資負担者の失業や減収、アルバイト機会の喪失によって、学業継続が困難になっている学生がいると思います。5月1日から開始した「神戸大学基金新型コロナウイルス感染症対策緊急募金」には、学内の教職員はもちろん、本学卒業生など学外の方々からも多くのご寄附をいただいています。政府の学生支援策の動向も見極めながら、本学としての支援を行う方針です。困ったことがあれば、一人で抱え込まずに相談してください。

教職員の皆さんには遠隔講義の準備、情報基盤の拡充などに取り組み、大学の教育機能を支えていただいています。大きなトラブルなく遠隔講義が出来ていることに、改めて感謝申し上げます。今後は研究や大学機能の正常化、附属病院の機能維持のため、更なる取り組みが必要になります。「3密」回避などの感染防止対策を講じつつ、業務に取り組んでいただくようお願いします。