神戸大学医学部と天津医科大学による国際学術交流会の開催について

2020年09月11日

神戸大学医学部は去る8月7日、天津医科大学との国際学術交流会をオンラインで開催しました。

神戸市と天津市は1973年、日中間で最初に友好都市として提携した都市であり、45周年を迎えた2018年に天津市において国際医療交流シンポジウムを開催するなど交流を深めてきました。そのような中、神戸大学医学部では昨年5月に医療分野における交流推進を目的として、天津医科大学と学術交流協定を締結しました。

今回、その一環として、神戸大学医学部から各診療科の教員9人、天津医科大学から各診療科の教員17人が参加し、学術交流会を開催いたしました。当初は神戸市での開催を予定しておりましたが、COVID-19感染拡大の影響でICT利用によるオンライン開催となりました。

当日は特別講演として、神戸市の花谷医療政策担当部長から、「新たな医療サービス・先端医療技術の提供によるアジア諸国をはじめとした国際貢献を目的とする神戸医療産業都市(KOBE Biomedical Innovation Cluster: KBIC)の紹介」を頂いた後、神戸大学、天津医科大学の消化器内科、乳腺外科、泌尿器科の3つのフィールドで交流を行いました。双方から各科の紹介、講演、最先端技術の情報交換を行い、活発な討議が行われました。特に近年は進捗著しい中国の医療やその規模には目をみはるものがあり、本学の参加者にとっても大いに刺激を受け、今後の交流に大きな期待を持てる内容となりました。

神戸大学は現在、神戸市と連携した地方大学・地域産業創生交付金事業「神戸未来医療構想」において、神戸医療産業都市のさらなる発展、そして手術支援ロボットを中心とした医療機器分野における最先端の研究開発を進めています。一方、中国でも医療産業の発展は目覚ましく、さらに大規模な医療産業クラスターを形成するなど大きな進展があります。

国際医療の展開は、現在、COVID-19感染拡大下で極めて厳しい状況にありますが、オンライン診療など新たな手段での実施など、高いポテンシャルを有しています。同じ方向を向く、神戸市/神戸大学、天津市/天津医科大学がタッグを組んでゆけば、今後大きな相乗効果が得られるものと期待されます。早期のCOVID-19流行の終息と、両市・両大学のこれまで以上の交流を期待したいところです。

(医学部総務課)