国産初の手術支援ロボット「hinotori」1例目の手術が無事終了しました

2020年12月17日

12月14日、神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター (ICCRC) において、国産初の手術支援ロボット「hinotori」を使った1例目の手術、前立腺がんの全摘手術を実施し、無事終了しました。患者さんは、73歳の男性で、手術時間は4時間28分、そのうち術者が手術支援ロボットを操作する時間は3時間39分でした。患者さんの体調は安定しています。

同日夕方に、執刀医の藤澤医学研究科長、味木センター長、山口副センター長が記者会見を行いました。

「hinotori」は、神戸大学が協力し、株式会社メディカロイドが開発した手術支援ロボットになります。ロボットを導入することによって、安全でより精緻な手術を行えるようになり、また、手術動作の数値解析によって若い医師が熟練医師の手術について学びやすくなる可能性があります。

また、来春、ICCRC内の「Precision and Tele Surgery Center(テレサージェリーセンター)」と医療機器創出拠点(MeDIP)に、「hinotori」と第5世代(5G)移動通信システムを活用した遠隔手術の実証実験施設を設置する予定です。

この成功は、国産医療機器開発及び人材育成の大きな第一歩であり、引き続き、様々な機関と連携しながら、励んでまいります。

(医学部附属病院国際がん医療・研究センター)