第26回神戸大学国際学生交流シンポジウムを開催しました

2021年01月22日

国際教育総合センターは、1月14日、第26回神戸大学国際学生交流シンポジウム(Kobe University International Students’ Symposium)を開催しました。

KISSの名称で親しまれている当シンポジウムの理念は、神戸大学のキャンパスに集う学生が、日本語・英語のバイリンガルで自由・活発に討議し、意見交換することを通して、異文化理解・相互理解を深めることにあります。

KISS誕生は、阪神淡路大震災が発生した1995年に遡ります。1995年、国際的な医学賞であるWOLF財団賞を受賞した西塚泰美元神戸大学学長が、被災留学生のために役立ててほしいとWOLF賞の副賞を寄付し、元留学生センター教授の瀬口郁子神戸大学名誉教授が中心となり、留学生・日本人学生からなる実行委員とともにKISSを企画・実施しました。1995年の第1回から昨年度の第25回まで、KISSは一貫して学外の宿泊施設において、1泊2日の合宿形式で開催してきましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症により、オンライン会議システムを使用した「オンラインKISS」を実施しました。

KISS26のテーマは、“With コロナ時代を生きる次世代のリーダーシップ”。KISS26は、神戸大学全学共通授業科目の「グローバルリーダーシップ育成基礎演習」を履修している学生実行委員が企画・準備し、当日の司会、プレゼンテーション、ディスカッションのファシリテートを行いました。今年度の学生実行委員は、津田啓生さん(国際人間科学部2年)、大沼笑璃さん(法学部1年)、ジョブロ・パヴェウさん(日本語日本文化研修生)、ナ・イジさん(工学部1年生)、松本唯さん(経営学部1年生)の5名です。

コロナ禍により授業の実施形態に厳しい制限や制約が課される中、学生実行委員は、創意工夫してコミュニケーションを図りました。“With コロナ時代を生きる次世代のリーダーシップ”のメインテーマの下、「アフターコロナ社会のワーク・ライフ・ソーシャル」、「コロナ社会の教育」、「感染症予防とガバナンス」の3つのサブトピックを設定して課題研究を進め、協働して3時間のオンラインシンポジウムを成功裏に開催しました。

当日は、神戸大学に在籍する学生(日本、中国、台湾、韓国、マレーシア、インドネシア、バングラディシュ、ポーランド、ブルキナファソ、ジンバブエ、ナイジェリア、ジンバブエ)に加えて、過去にKISS実行委員を務めた卒業生も参加し、それぞれの国や地域の新型コロナウイルス感染症の状況や個人の体験をもとに活発に意見を交わしました。

コロナ禍により国際的な人の移動が制限され、神戸大学においても留学生の受け入れ・派遣共に正常化には程遠い状況ですが、KISS26のように、オンラインを活用した学びの場を提供していきたいと思います。

(国際教育総合センター)