緊急事態宣言の発出に関して

2021年04月23日

神戸大学長 藤澤 正人

教職員・学生各位

 

教職員、学生の皆さん、政府は東京都及び関西2府1県(大阪府、京都府、兵庫県)に新型コロナウイルスの緊急事態宣言を発出する見込みとなりました。兵庫県においては変異株の影響もあり、3月下旬から新規感染者数が急拡大しています。重症化しても十分な医療を受けられない感染者がおられると報じられ、まさに医療崩壊の瀬戸際にあります。国民の命と生活を守るために、感染拡大に歯止めをかけることは喫緊の課題であり、私たちも最大限の協力をしなければなりません。本学の教育活動・研究活動を守るためにも、引き続き感染防止の行動を徹底するよう強くお願いします。

学生の皆さんは、ようやく対面中心の授業が開講し通常の学生生活へ戻る第一歩を踏み出した矢先に、三度目の緊急事態宣言が発令され、困難の多い日々がしばらく続くことになります。しかし、ワクチンの接種が進み、本学も取り組んでいる治療薬の開発が進展すれば、新型コロナウイルスのパンデミックは必ず克服されると信じます。幸いにも本学ではクラスターは発生していませんが、学生の感染者がじわじわと増加しており、感染防止の行動をこれまで以上に徹底することが必要です。教職員の皆さんには、新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、教育、研究、大学運営、附属病院での診療にご尽力いただいてきましたことに、心より感謝し、これからも努力を継続するようお願いします。

今回、「新型コロナウイルス感染拡大防止のための神戸大学の活動制限指針」の制限レベルは、現時点では変更しません。昨年より感染防止対策の徹底を図ってきたこと、文部科学省からも引き続き感染防止の徹底と学修機会確保の両立を要請されていることに鑑み、活動制限はできるだけ最小限とし、より一層の感染拡大防止を図った上で、教育・研究・大学運営の各活動を維持したいと考えています。

また、大学外での行動につきましても、教職員、学生の皆さん一人一人が感染対策をこれまで以上にしっかりと行い、会食などのリスクが高い行動の回避、飲酒を伴う懇親会の自粛、さらに路上飲み、公園飲みなど近隣に迷惑をかける行為は絶対にしない、不要不急の外出を控えるなど、適切な行動を心掛けてください。

本学では、引き続き教職員、学生諸君の安全・安心を最優先に考え、感染防止対策を徹底し、教育・研究活動を推進してまいります。出口がなかなか見えない厳しい状況が続いていますが、大学の構成員が一丸となって乗り越えていかなければなりません。学長として、皆さんのご協力を改めてお願いします。感染終息の時まで、ともに頑張っていきましょう。