第18回留学生ホームカミングデイを開催しました

2021年11月23日

(上)留学生による総合司会(下)落語研究会

10月30日に第18回神戸大学留学生ホームカミングデイを開催しました。

在学留学生のヘリニャン・アンドレイ・マリャンさん(人文学研究科・ルーマニア)と段鐘玲さん(法学研究科・中国)の2人が司会を務め、国際教育総合センター内から配信を行うオンライン形式での開催となりました。

参加者に神戸大学を懐かしく思い出してもらえるよう、日本語力が十分でない留学生にも配慮して、イベントは英語と日本語により進行されました。オープニングパフォーマンスでは、神戸大学落語研究会により二つの演目「動物園」「平林」が披露されました。

左から陳会長、藤澤学長、ホアン首席領事、河合センター長

続いて、藤澤正人神戸大学長から開会の挨拶がありました。挨拶の中で藤澤学長は、昨年の新型コロナ感染症による混乱期において、留学生同窓会有志から医療用マスク等が寄贈されたことや「神戸大学基金外国人留学生教育支援事業募金」への協力についての感謝の言葉を述べました。

ベトナム総領事館首席領事ホアンさんと、指導教員の太田博史名誉教授

メイン企画の「ようこそ先輩!神戸大学へ ~第一線で活躍する卒業留学生を迎えて~」セッションでは、ベトナム社会主義共和国総領事館 首席領事レ・フィー・ホアンさん(2009年 国際協力研究科入学)による「日本とベトナムを繋ぐ外交官の仕事」と題する講演がありました。

ホアンさんは、神戸大学で留学生として勉強に励んだり、留学生・日本人学生と交流を深めたりした思い出を語り、あの頃に戻りたいという気持ちもあると話してくださいました。

またご自身の仕事などについては、日本の自治体等と総領事との面会や交流のアレンジ、書類提出の窓口、首席領事としての役割等、領事の仕事の詳細などを紹介されました。ベトナム人と日本人の心を繋げ仕事に活かすため、日本語の使い方、日本人の表現の仕方、日本の文化・外交の理解をいった3点を重視しているとして、ベトナムと日本の架け橋としてのホアンさんの心遣いについて、説明されました。

講演終了後には、ホアンさんの在学時の指導教員であった太田博史先生からコメントがあり、在学当時の思い出が懐かしく語られ、お二人の熱い絆が感じられました。

KUワールドフェスタでは、「神戸大学留学生スピーチコンテスト」が行われました。日本語レベルの違いによる2つのカテゴリーに7名の留学生がエントリーし、①コロナ禍と私、②日本と私、③私の夢、といったテーマから1つを選び、スピーチを披露しました。会場またはオンラインのどちらからでも参加は可能としたことから、海外からスピーチを行った留学生もいました。

コロナ禍での留学生の日常と奮闘、日本との関わり、独創性あふれる意見等、多岐にわたる内容のスピーチが披露され、カテゴリーAからはTAO XINさん(経営学研究科・中国)が優秀賞、カテゴリーBからは焦建雄さん(法学研究科・中国)が最優秀賞、李晶さん(国際人間科学部・韓国)が優秀賞に選ばれました。

神戸大学留学生日本語スピーチコンテストの様子
神戸大学国内・海外同窓会「Alumni Networking」の様子

神戸大学国内・海外同窓会、「Alumni Networking」のセッションでは国内外の神戸大学同窓会の代表者より、それぞれの同窓会の近況が報告されました。

2016年同窓会が発足されたカンボジア神戸大学同窓会について、エイン・ソチエットさん(2016年 国際協力研究科修了)から説明がありました。韓国同窓会を代表してパクサンウさん(2000年 経済学研究科修了)から近況が述べられました。日本国内の東日本同窓会と西日本同窓会からは、東日本同窓会を代表してフランシスコ・ジョセ・シルバ・ダ・コンセイサンさん(1994年 経済学研究科修了)、西日本同窓会を代表して陳林さん(2005年 自然科学研究科修了)が、それぞれ報告を行いました。

河合成雄神戸大学国際教育総合センター長から「オンライン開催はオンライン開催の良さがあり、海外とつながるよい機会となったが、今後オフラインでの開催も楽しみにしていると」閉会の挨拶があり、最後に神戸大学の学歌を参加者全員で歌いました。

今回のホームカミングデイには在学生、卒業生、大学関係者約45名の関係者がオンラインで集まり、「人・知・還流」を具現する意義深い1日となりました。

(国際教育総合センター)