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第27回神戸大学国際学生交流シンポジウムを開催しました

2022年01月31日

 国際教育総合センターは、1月20日、第27回神戸大学国際学生交流シンポジウム(Kobe University International Students’ Symposium)を開催しました。

KISSの名称で親しまれている当シンポジウムの理念は、神戸大学のキャンパスに集う学生が、日本語・英語のバイリンガルで自由・活発に討議し、意見交換することを通して、異文化理解・相互理解を深めることにあります。

KISS誕生は、阪神淡路大震災が発生した1995年に遡ります。1995年、国際的な医学賞であるWOLF財団賞を受賞した西塚泰美元神戸大学学長が、被災留学生のために役立ててほしいとWOLF賞の副賞を寄付し、元留学生センター教授の瀬口郁子神戸大学名誉教授が中心となり、留学生・日本人学生からなる実行委員とともにKISSを企画・実施しました。1995年の第1回から昨年度の第25回まで、KISSは一貫して学外の宿泊施設において、1泊2日の合宿形式で開催してきましたが、昨年度並びに今年度は新型コロナウイルス感染症により、オンライン会議システムを使用した「オンラインKISS」を実施しました。

 

KISS27のテーマは、“「COVID-19との共存」Coexisting with COVID-19”。KISS27は、神戸大学全学共通授業科目の「グローバルリーダーシップ育成基礎演習」を履修している学生実行委員が企画・準備し、当日の司会、プレゼンテーション、ディスカッションのファシリテーションを行いました。

「グローバルリーダーシップ育成基礎演習」は、コロナ禍による外国人の入国制限により、受講生の3分の2を占める留学生が入国できないまま、オンライン形態で授業がスタートしました。授業の実施形態に厳しい制限や制約が課される中でも、学生実行委員達は、創意工夫して積極的にコミュニケーションを図り、1月20日のKISS27開催に向けて協働してきました。

KISS27では“「COVID-19との共存」Coexisting with COVID-19”のメインテーマの下、オンライン教育の功罪、”不要不急”?の職業とCOVID-19、コロナ後の人との繋がり、コロナウイルス終息後の移動の自由と制限の4つのサブトピックを設定しました。KISS27当日は、神戸大学に在籍する学生(留学生を含む)、卒業留学生、KJP神戸日本語プログラム参加者、また、本学が参画している「文部科学省大学の国際化促進フォーラムプロジェクト: 国際共修ネットワークによる大学教育の内なる国際化の加速と世界展開」連携校の学生達も参加してくれました。5大陸から約40名(日本、中国、台湾、韓国、マレーシア、インドネシア、カンボジア、ミャンマー、フィリイン、ベトナム、イギリス、チェコ、ブルキナファソ、エジプト、モロッコ、ナイジェリア、イラン、キルギス、トルコ、ウズベキスタン、メキシコ)の多様な参加者がオンライン上に集い、それぞれの国や地域の新型コロナウイルス感染症の状況や個人の体験をもとに日本語・英語の両言語で活発に意見を交わしました。

 

コロナ禍により国際的な人の移動が制限されていますが、学生達はニューノーマルの環境下でしなやかに柔軟に学びを深めています。今後も、オンライン教育のメリットを活用しつつ、多様な学びの場を提供していきたいと思います。

(国際教育総合センター)