米国スタンフォード大学が提供する全編英語のオンライン講座“Stanford e-Kobe Program”において、附属中等教育学校の生徒が最優秀賞を受賞しました。

プログラム名
“Stanford e-Kobe Program”
受賞者
附属中等教育学校6年生 田路 乃々華さん(参加時は5年生)

ポイント

  • 米国スタンフォード大学が日本在住の高校生向けに提供する“Stanford e-Japan Program”を、神戸市が市の高校生向けにカスタマイズした全編英語のオンライン教育プログラム。“Stanford e-Kobe Program”と題して、2021年9月~2022年3月に実施されました。
  • 同プログラムでは、「多文化共生」「格差問題」「起業家精神」「多様性」などそれぞれのテーマについて、スタンフォード大学の指導講師による計8回のライブ授業の他、課題提出や受講生徒同士の意見交換が行われ、プログラムの最終回には、受講生徒個々によるファイナルプレゼンテーションが実施されました。
  • 同プログラムには附属中等教育学校から5名の生徒が参加し、同校5年生(当時)の田路 乃々華さんが最優秀賞を受賞しました。最優秀賞は、ライブ授業毎の提出課題、授業・意見交換での積極的な姿勢およびファイナルプレゼンテーションの成績などが総合的に評価され、受講者27名の中から田路さんを含む2名が選考されました。最優秀賞受賞者は、2022年8月にスタンフォード大学で開催予定の受賞式に招待されています。

市長報告

同プログラム最優秀賞受賞者2名は3月30日神戸市の久元市長を訪問し、成果を報告しました。

市長訪問の際の田路さんへの質問及び回答は以下のとおりです。

①受講した動機とプログラムの中で特に興味を持った分野
 スタンフォード大学から提供されるコースで、英語での議論だけでなく多様な考え方や価値観を学ぶ事が出来ると考えた為。また経済学部を志望しており、ビジネスというテーマにも興味があった。
②今回の成果を今後にどのように生かしていきたいか
 卒業後は大学に進学し、経営経済分野に加え、社会システム学なども広く学び、世界の地域社会が抱える様々な問題に取り組んでいきたい。特に、このプログラムでコミュニティオーガナイザーという存在を知り、多様な視点から地域創生に関わっていきたいという気持ちが強くなった。

関連リンク

(附属学校部)