プレゼンテーションをする藤澤学長

各界で活躍する神戸大学卒業生と、学長をはじめとする神戸大学執行部との意見交換・懇親の場として「神戸大学人の集い」を7月15日に東京(千代田区・学士会館)で開催しました。

新型コロナウイルス感染症の影響により、対面での開催は3年ぶりとなりましたが、今年で4回目となる集いには75名の方にご参加いただき、広く各方面で活躍する卒業生が一堂に会する機会となりました。

 

挨拶をする奥村理事

学友会の中村副会長からのご挨拶のあと、藤澤学長から「ひとりひとりが輝く、世界に飛躍できる神戸大学を目指して」と題して、はじめに他大学との比較を交えて学部・研究科や教職員、学生、予算規模等のデータを紹介しながら本学の現状を報告しました。続いて、本学が目指すビジョン「知と人を創る異分野共創研究教育グローバル拠点」を実現するためには、産業界や他機関との連携により知の創出、人の育成、環境の整備を図ることが重要であること、さらに、現在、大学全体として重点的に取り組んでいるデータサイエンス教育、アントレプレナーシップ教育や異分野共創研究などの教育研究や、若手教員・博士課程学生への支援策等についての説明を行いました。

また、これからも卒業生をはじめとするステークホルダーからご意見を頂き協働していくこと、そのためにも全学同窓会「校友会」(KU- Alumni)を設立し、同窓会や卒業生の横の連携を密にして、神戸大学のブランド力をさらに高めていきたいとの決意を語りました。

基金担当の奥村理事からは、創立120周年記念募金の活動や、生涯メールの導入、現在検討中の「校友会」の設立などについて説明があり、各種活動への理解と支援・協力を呼びかけました。

質疑応答の様子

続く質疑応答では、「共創とは」「アントレプレナーシップ教育の全学展開」「社会科学系の活動」「医学と経済学の連携」等について、藤澤学長と出席者の間で意見交換が行われました。

今回は残念ながら懇親会は実施できませんでしたが、閉会後も藤澤学長の周りにたくさんの卒業生が集まり、活発な意見交換や交流が行われました。

(企画部卒業生・基金課)