新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴うメンタルヘルスについて
2020年06月16日
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在ほとんどの講義がweb講義となり、大学への入構も原則禁止とされていること、アルバイトも縮小・中止となるなど、みなさんにとって経験したことのない状況におかれています。
また、その期間が長くなるにつれて、ストレスも増えてきているのではないでしょうか。強いストレス環境に長く置かれた時、人は様々なストレス反応を起こすことがあります。たとえば頭痛やめまいがしたり、イライラしたり、気力が湧かなかったり、集中力が落ちたり、普段しないような間違いをしてしまうなどという事もあります。
一方で、それらはストレス環境に置かれたときに生じる自然な反応でもあります。そのようなストレス反応が生じた時には、以下に紹介するようなストレス対処法によって心身の健康を回復させることが出来ますので、参考にしてみて下さい。
<ストレスや不安に対する対処法>
1. 生活リズムを乱さないようにする。
2. 不安を抱えて当然と考える。
3. 自分でできるリラックス法を試す。
4. 少しでも友人や家族と話す機会を持つ。
5. 情報は公式なホームページで確認し情報集めに時間を使いすぎない。
流行下におけるストレス対処(WHO 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)一般向け特設ページ)
「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズ(日本赤十字社)
新型コロナウイルスによる不安やストレスなどのこころの問題に対処するために(産業カウンセラー協会)
また、学生生活を送る中で感じる心配なこと、不安なこと、落ち込むこと、いらいらすること、家族や友人のこと等について、誰かに話してみたいと思った時、保健管理センターの「こころの健康相談」をご利用ください。当面の間、入構規制の期間中は原則電話での受付とし、ご要望に沿って電話やオンラインによる相談となりますが、みなさんからのご相談を継続して受け付けていますので、どうぞご利用ください。
自分は大丈夫と思っておられる方も下記のアンケート(K6質問表)を受けていただき、その点数が高い場合は鬱(うつ)や不安の強い傾向があるため、医療機関や保健管理センターに相談してください。専門のスタッフが相談をお受けします。
(およその目安として10点以上で要注意、13点以上の場合は受診をお勧めします)
(学生支援課)