学生の皆さんへ-夏季休業を迎えるにあたって

2021年08月10日

     

教育担当理事・副学長   
大村 直人    

     

本学では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今年度の第1・2クォーターにおいても、昨年度に引き続き遠隔授業を中心に開講し、課外活動についても一定の制約をせざるを得なく、学生の皆さんには大変なご苦労とご不便をおかけしています。

この間、本学もただ手をこまねいていたわけではなく、6月28日より始まった新型コロナワクチンの職域接種(大学拠点接種)では、学生全体の半数を超える方々が1回目の接種を無事に終えたところです。ワクチン接種は、学生の皆さんを感染症から守るだけではなく、地域や家庭、キャンパスにおける感染拡大を防ぐためにも有効であると考えています。もちろん、ワクチンは万能ではなく、感染が完全に終息するまではマスクの着用や三密を避けることは言うまでもありません。

一方、首都圏や関西圏において急激に感染者数が増え、比較的若年層まで感染が拡大しています。その要因のひとつとして、ウイルス株がより感染力を増したデルタ株に移り変わっていることが指摘されており、予断を許さない状態です。若年者の場合、コロナウイルス感染による重症化や死亡率は比較的少ないといわれていますが、たとえ軽症例でも味覚・嗅覚異常や倦怠感などの後遺症が半年以上続く割合が20%以上であるとの報告もあります。

学生の皆さんには、長い夏休みを前に昨年もお願いしたところですが、感染の防止に向けた方策を引き続きとっていただきたいと思います。皆さん自身の感染と医療のひっ迫を防ぐため、この1年半、行動の制限が何度も繰り返され、疲れを感じることも多々あるかとは思いますが、少しでも気を緩めれば、皆さんだけではなく、周囲の方々の生活にも大きな影響が出かねません。皆さんの夏休み中の行動により、第3クォーター以降の授業等の在り方が大きく左右される可能性もあり、その点を十分に自覚し、どうか節度ある行動をとっていただくようお願いいたします。