神戸大学

第128回 都市安全研究センター・オープンゼミナール

2009年06月13日

神戸大学の都市安全研究センター(RCUSS)では、「オープンゼミナール」として、市民(たとえば自主防災組織、ボランティアなどで活動されている方や安全に関心のある方々)、専門家(たとえば都市計画、建築、消防、防災機器、防災システムほか)の方々を対象として、都市安全研究センターで実施している研究の発表を行うと共に、関連する研究で外部から講師をお招きして話題提供していただき、参加者をまじえて議論をする場としています。

参加費は無料で、事前申し込みも不要です。どうぞご自由にご参加ください。

日時
平成21年6月13日 (土) 14:00~17:00
場所
神戸大学工学部 C2-101 1F
http://www.research.kobe-u.ac.jp/rcuss-usm/muropen/index.html
内容
1) イタリア・ラクイラ地震緊急調査報告
上西幸司 (神戸大学都市安全研究センター准教授)
2) 住宅用火災警報器の普及実態調査
-神戸市内におけるアンケート及びヒアリングを通じて-
秋元康男(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
内容のご紹介
1) イタリア・ラクイラ地震緊急調査報告

2009年4月6日にイタリア中部のアブルッツォ州で発生した地震に際し、先進国に住む現地の人々はどのように対応したのでしょうか。4月16日から19日にかけ、主として建物や地盤の被害状況に関して行った緊急調査について、現地で撮影した写真と被災前のグーグル・ストリートビュー画像を交えて報告します。

2) 住宅用火災警報器の普及実態調査

平成18年6月に消防法が一部改正され、住宅用火災警報器の設置が義務付けられた。本調査では、住宅用火災警報器の設置状況と設置普及に係る要因を解明するために、神戸市において住民を対象としたアンケート調査及び、同市消防局等へのヒアリング調査を実施した。本報告では、上記の調査結果及び、そこから読み解ける今後の設置普及に向けた課題について紹介する。

お問い合わせ先
TEL: 078-803-6440 (都市安全研究センター 北後)

(都市安全研究センター)