「日本は資源大国」と言われ始めています。
これまで、資源小国と言われ続け、資源輸入に頼ってきました。その遺産として、金、銀、白金などの貴金属やレアメタルなどが都市部に形を変えて眠っており、 金などの日本の潜在的保有量は全世界埋蔵量の1割を超しているとの試算もあります。都市部にゴミとして廃棄されている携帯電話、PCなどの電子機器に含まれる有用な資源のリサイクルが再評価され始めています。また、バイオマス利用によるエネルギーや資源の再生産、炭素循環システム構築によるエネルギーのリサイクルなど、 地球に優しく、持続可能な開発に基づいた循環型社会の構築が、強く望まれています。
本セミナーは、資源・エネルギーのリサイクルとエコロジーに焦点をあて、資源化技術開発、エネルギー回収・低環境負荷技術開発における最前線を紹介します。
- 主催
- 神戸大学研究基盤センター、日本真空協会関西支部、日本表面科学会関西支部
- 日時
- 2009年7月3日(金曜日) 13:00~17:10
- 場所
- 神戸大学百年記念館
所在地は、アクセス・キャンパスマップをご覧ください。 - 参加費
- 無料
- 定員
- 200人
- 講演プログラム
- 開会の挨拶
日本表面科学会関西支部支部長 大門 寛
1. 資源と環境を考慮した元素戦略と都市鉱山物質・材料研究機構 原田 幸明
2. 金属資源循環システム構築とその技術開発東北大学 中村 崇
3. 微生物機能を活用する有用金属の回収、リサイクル大阪府立大学 小西 康裕
<休憩>
4. 持続型炭素循環に向けた地下微生物による枯渇油田の再生国際石油開発帝石 前田 治男
5. バイオマス資源からの燃料・化学品生産に向けた技術開発神戸大学 近藤 昭彦
閉会の挨拶日本真空協会関西支部支部長 杉野 隆
神戸大学研究基盤センター紹介神戸大学研究基盤センター長 太田 仁
見学会: 神戸大学研究基盤センター機器分析部門 (17:15~) - 申し込み方法
- http://www.sssj.org/Kansai/goudou090703.html でのONLINE申し込み推奨
- 問い合わせ先
- 神戸大学研究基盤センター機器分析部門 藤居
Tel: 078-803-6116
E-mail: fujiiyos@kobe-u. ac.jp※メールアドレスの一部 (ac.jp の前など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。