神戸大学

中国の地震災害で清華大学とワークショップ

2009年09月14日-15日

神戸大学都市安全研究センターでは、9月14・15日に、「四川省汶川大地震での北川県山村都市の復興」をテーマに、9月14日に中国四川省新北川県近郊に開設される清華大学都市計画設計院・北川復興防災安全研究所(写真) と連携して、同研究所に於いてワークショップを開催します。

なお本ワークショップは、昨年に当センターと学術交流協定を締結した清華大学都市計画設計院の活動を支援し、また当センターが本年より2011年まで実施する、文部科学省特別教育研究費・連携融合事業「都市災害軽減のための国際教育・支援システムの構築」の一環として実施するものです。

北川復興防災安全研究所が位置する新北川は、甚大な被害を受けた旧北川の南東約35kmに位置し、山岳地域の流通・行政拠点となる山村都市になると考えられます。本ワークショップを通じて、今後の北川県被災都市の復興と、災害復興における大学機関の協力と役割 (共同研究の課題) について討議します。

日本側からは、神戸大学、兵庫県、神戸市 (神戸都市問題研究所)、アジア防災センター、国際協力機構 (JICA) 中国事務所より災害復興・防災関係者が参加し、中国側から、四川省北川人民政府、清華大学、中国科学院、四川大学、NGO等が参加する予定です。

(都市安全研究センター)