神戸大学では、第一次世界大戦当時、青野原俘虜収容所のあった兵庫県小野市とオーストリア大使館とともに、オーストリア・ハンガリー兵の俘虜 (捕虜) たちと地元の人たちとの交流の様子を広く知っていただく事業として、東京都内で「青野原俘虜収容所展　in Tokyo」を開催することになりました。

1869年10月、日本とオーストリアとの間で修好通商航海条約が締結され、両国の外交関係が開設されました。2009年は、日本とオーストリアとの外交関係樹立140年という記念すべき年にあたります。また、1919年6月に、第一次世界大戦の講和条約が結ばれてから90年の節目にあたる年でもあります。

本事業は、日本オーストリア両国の友好関係をより強固なものになることを願い実施される「日本オーストリア交流年2009事業」として、外務省より認定されました。

青野原俘虜収容所展は、「講演会・再現演奏会」と「資料展示会」で構成されます。再現演奏会では神戸大学交響楽団が、収容所で俘虜が開いた演奏会を、資料をもとに再現します。資料展示会では、昨年見つかった当時の写真の一部も公開します。 入場はいずれも無料です。

収容所展の内容や入場申し込み法など、詳しくは地域連携推進室のホームページをご覧下さい。

開催日時

2009年11月7日 (土)　16:30開場　17:00開演

会場

東京都港区　ドイツ文化会館OAGホール

開催日時

開催期間
2009年11月12日(木) ～ 11月21日(土)　※日曜休館

開館時間
11:00～18:00　(最終日のみ11:00～13:00)

会場

東京都港区　オーストリア文化フォーラム (オーストリア大使館内)