神戸大学

インドネシア・フィリピン・台湾の地震・台風災害報告会

2009年11月10日

本年8月から10月にかけて、アジア地域では台湾南部における台風8号による災害 (8月初旬、死者約600名)、フィリピンのマニラ市における台風16号による洪水災害 (9月下旬、死者約400名)、さらにインドネシアのパダン市及び近郊におけるM7.6地震による災害 (10月初旬、死者約1,000名) など、多数の犠牲者を出す自然災害が連続して発生しました。

これらの甚大な被害をもたらした災害の現状等について、神戸大学都市安全研究センターでは現地を調査された研究者をお招きして、被害状況についての報告会を一般公開で開催いたします。報告会では英語での発表と日本語による解説を行います。 なお、本報告会は当センターのH21年度特別教育研究経費の連携融合事業の一環として、協力機関のご支援を得て実施するものです。

日時
11月10日 (火) 13:30~16:30
会場
神戸大学工学研究科 C2-101室 (創造工学スタジオ1)
主催
神戸大学都市安全研究センター
協力機関
米国・ピッツバーグ大学、台湾国立中興大学、UNCRD兵庫事務所、アジア防災センター
発表プログラム (発表30分+質疑10分)
13:30-14:05インドネシア・パダン地震関する報告
ピッツバーグ大学 ルイーズ・カンフォート 教授
14:05-14:40インドネシア・パダン地震での建築被害
UNCRD兵庫事務所 中村隼人 准研究員
(休憩10分)
14:50-15:25台湾南部での台風8号による地盤災害
国立中興大学(台湾・台中) ケイジアン・ショー教授
15:25-15:55フィリピン・マニラ洪水被害について
神戸大学都市安全研究センター 岡崎悦子 助教
15:55-16:30災害マネジメント・システムと台風ケッツアーナへの対応
アジア防災センター (フィリピン防衛省国家災害対策委員会) ジョセフィナ・ポルシル客員研究員
問い合わせ先
http://www.rcuss.kobe-u.ac.jp/disasinphi.html
神戸大学都市安全研究センター 同センター事務室(078-803-6437)
又は連携融合事業事務局 (078-803-6010)

(都市安全研究センター)