都市安全研究センターに客員研究員として滞在中のリヤンタ先生 (ガジャマダ大学地理学部講師) は、危機対応時に、地域住民が地域資源と社会関係資本を活かしながら、どのように生活復興を戦略として組み立てるのかを研究されています。
里見実先生 (國學院大学名誉教授) は、タイの北部農村の危機対応時のアグロフェレストリーを生かした住民主導型地域復興の研究をされています。危機と言っても自然災害ではなく97年の金融危機ですが、地域の地力が確実に向上し、あの巨大な金融危機の荒波をまったく問題なく、くぐり抜けたという事例研究です。
以上のようにお二人とも、復興時のキャパシティビルディングという観点からも重要な研究をされています。奮ってご参加ください。
- 日程
- 2月3日 17:00~19:00
- 会場
- 神戸大学都市安全研究センター 2F 会議室
- 報告者
1.インドネシア・ガジャマダ大学地理学部講師 リヤンタ
「2006年ジャワ島中部地震における地域資源と社会関係資本に基づいた生活復興の研究」2.國學院大學名誉教授 里見 実
「アジア農村の危機対応と住民戦略―タイの事例から」- 報告時間
- 各30分程度
- 対象
- 研究者・大学院生、NGO・行政等の実務者
- 主催
- 文部科学省特別教育研究経費 連携融合事業「都市災害軽減のための国際教育・支援システムの構築」(担当部局: 都市安全研究センター)
AUDRR Kobe - 問い合わせ先
- 神戸大学都市安全研究センター 林
電話・ファックス: 078-803-6256
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