
高度100kmの宇宙旅行を楽しみませんか。アメリカでは、いろいろな宇宙と往復する宇宙往還機が開発されています。この宇宙往還機が離着陸するのが、スペースポート (宇宙港) です。ちょっと訓練して、宇宙往還機に乗って離陸、あっという間に高度100kmの宇宙空間です。地球が丸く見え、体がふわふわ浮く無重力状態が続きます。今度は大気圏に突入です。無事に飛行機のようにスペースポートに着陸です。この宇宙往還機のひとつを開発しているのがアメリカのモハーベにあるエクスコア社です。リンクス宇宙船と名づけた宇宙往還機を開発しています。
この宇宙往還機の話をエクスコア社の方々が詳しくお話します。
この宇宙往還機は、観光旅行だけではありません。無重力を使った新素材・新薬の開発、小型衛星を地球の軌道に投入など、いろいろな仕事のために宇宙と地上のスペースポートを往復します。これからの新しい宇宙開発のスタイルです。いろいろな宇宙利用の話を日本やアメリカの研究者にお話しいただきます。最後の話は、宇宙に大規模な発電所を建設する話です。超大型の宇宙発電所をとても小さな小型衛星を集めて実現します。宇宙の本格的な利用です。
最先端の宇宙研究者から宇宙の新しい風をお届けいたします。希望者は賀谷 (kaya@kobe-u. ac.jp)まで参加申込ください。300名を越えたら締め切らせていただきます。
- 日時
- 平成23年6月12日 (日) 13:00-17:20
- 場所
- 神戸大学百年記念館 (六甲ホール)
- プログラム
-
13:00 日本の宇宙政策の現状
内閣官房宇宙開発戦略本部事務局長・京都大学教授 山川宏13:30 Spaceport Operational Requirements and Necessary Regulatory Framework
エクスコア社・社長 Jeff Greason14:20 Suborbital Launch Markets and the XCOR Lynx Spacecraft
エクスコア社・副社長 Andrew Nelson(10分間 休憩) 15:20 日本の宇宙船の開発
宇宙科学研究所・教授 稲谷芳文15:50 超小型衛星からリンクス宇宙船への期待
東京大学・教授 中須賀真一16:20 μG実験手段としてのサブオービタルフライトへの期待
三菱重工業株式会社・主席チーム統括 落合俊昌16:50 宇宙太陽発電衛星実現のためのリンクス宇宙船への期待
ア-ティミス・イノベ-ション社・社長 John Mankins - 参加費
- 無料
- 申込先
- 神戸大学・賀谷 (神戸宇宙開発研究プロジェクト)
E-mail: kaya@kobe-u. ac.jp
※メールアドレスの一部 (ac.jp の前など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。