
神戸大学における日本語教育は、留学生に対する日本語の運用力養成を中心として行って来ましたが、一方で地域の要請に応えて、留学生以外の学習者、特に外国人年少者に対する日本語教育支援にも関わってきました。
その中で、両者に共通する、入門・初級期の日本語指導については、中・上級とは異なった方法論や教材が必要とされますが、その具体的な内容については、大学の教員の間においても、必ずしもきちんと整理されて共有されているものばかりではありません。
特にボランティアによって運営されている地域の日本語教室などでは、教育スタッフの教育経験や教授法の知識が必ずしも十分とは言えない現状があります。
そこで、古くて新しい、このような入門・初級期の教育方法について、留学生・成人を対象とする場合と、年少者を対象とする場合に分けて、現状の報告をまじえながら議論し再考して、その成果を地域全員で共有することを目指し、シンポジウムを行います。
- 日時
- 2012年3月9日 (金) 13:30~16:45 (13:00開場)
- 場所
- 神戸大学百年記念館 六甲ホール
- テーマ
- 「日本語教育における大学と地域の連携」
- コロッキアム (申し込み不要です)
- 時間: 13:30~16:45
14:00~15:00 水野マリ子教授 最終講義
「日本語教育法再考 ―入門・初級期について」15:15~16:45 パネルディスカッション「年少者に対する日本語教育―入門・初級期を中心にー」 パネリスト- 上坂資次 神戸市立中央小学校 校長
- 村山 勇 神戸市立こうべ小学校 国際学級 教諭
- 田中香織 こうべ子どもにこにこ会 事務局長
- 酒井滋子 (公財) 兵庫県国際交流協会 前日本語教育指導員
- 懇親会
- 時間: 17:00~19:00
場所: Lans Box 2F
時間: 3000円※懇親会に参加される方は、お名前をご記入の上、3月2日 (金) までにkisc120309@ gmail.comにお申し込みください。
- お問合せ
- E-mail: kisc120309@ gmail.com
TEL: 078-803-5448 (留学生センター高梨研究室)※メールアドレスの一部 (ac.jp の前など) には、アドレス収集ロボット対策として半角スペースが挿入されております。メールアドレスご使用の際には、適宜修正願います。