The Arctic: Current Legal and Policy Issues
今、北極が熱い。地球温暖化により海氷が後退し格段にアクセスしやすくなった北極圏は、これまでの科学観測活動に加えて、航路開通、観光、鉱物及び生物資源開発の場として各国が熱い眼差しを向けている地域です。北極圏における人間活動の増大は、必然的にそれに伴う法政策的課題を惹起し、今、北極評議会(Arctic Council)などの場でこれら法政策的課題の解決が試みられていますが、日本はオブザーバーに留まり情報量も影響力にも限りがあります。
この度、神戸大学国際協力研究科(GSICS)国際法プログラムでは、北極の法政策研究の最先端をいく4名の研究者をフィンランド、デンマーク、カナダからお招きし、北極をめぐる現代的な法政策的課題を平易に解説してもらい、かた苦しくない雰囲気で自由に議論する場を設けました。富山で開催される北極科学サミット週間(ASSW)との相乗効果も狙っております。どうぞご参加下さい。
* このワークショップは公開ですが、諸準備のため、ご出席予定の方は4月20日までに以下までメールにてお名前、ご所属をご連絡いただければ幸いです。akihos [at] kobe-u.ac.jp
開催概要

- 日時
- 2015年4月24日 (金) 9:30〜16:00
- 場所
- 神戸大学六甲台キャンパス
- 第五学舎 (国際協力研究科棟) 6Fシミュレーションルーム [六甲台第1キャンパス]
- 後援
- 神戸大学国際交流推進機構
- 参加申込み
- 4月20日まで。akihos [at] kobe-u.ac.jp
- プログラム
- 右の画像をクリックして、ご参照下さい
フィンランド・ラップランド大学北極センターのKoivurova教授は、長年にわたり北極に関わる国際法研究を先導されており、今回は、ロシアの再申請が注目されている北極海における大陸棚延伸問題につき現状と課題をお話しいただきます。
カナダ・ノーザーン・ブリティッシュ・コロンビア大学のLoukacheva准教授とデンマーク・オーフス大学北極研究センターのPelaudeix助教授は、北極における資源問題を扱います。
ラップランド大学博士課程に所属するSellheim氏は、北極圏先住民による海洋哺乳類の利用をめぐる問題を扱います。
GSICSの柴田明穂教授は、北極評議会で交渉が始まっている北極圏における科学観測活動を促進・規制する協定案につき紹介します。
コメンターとして、GSICS客員教授で南アフリカ・プレトリア大学教授のTladi氏、そして海洋法がご専門の東北大学法学研究科准教授、西本健太郎氏にも議論にご参加いただきます。 (ワークショップは英語で行われます。通訳はありません。)