神戸大学

新年交歓会を開きました

2009年01月05日

国立大学法人神戸大学は1月5日、本部事務棟大会議室で、平成21年の新年交歓会を開きました。約140人の幹部教職員を前に、野上智行学長 (写真) と、4月1日に次期学長に就任する福田秀樹・自然科学系先端融合研究環長が、年頭の挨拶をしました。

新年交歓会の様子

野上学長はまず、連結して激動する世界情勢を踏まえ、「国際的に卓越した大学となることを目指している神戸大学は、貴重な機会に巡り会っているということができる」と指摘。そのうえで「優れた資質を持つ学生諸君が学び、自らを形成する場として、神戸大学はさらに卓越した環境を形成していかねばなりません」と、決意を述べました。さらに、「神戸大学ビジョン2015」で掲げた3つのフェーズのうち、最初の「チェンジ・フェーズ」が最終年度を迎えることを挙げ、「自ら変革を為すことができる大学には、未来が約束されていると信じます」と、締めくくりました。

福田研究環長は、「ビジョンを達成するため、多くの改革を実行していく必要がある」と強調。そのために重点的に促進する事例として「従来の枠組みを超えた学際領域における基礎および応用研究の促進」「学士力の向上や就学環境の整備」「基礎から実用化までの一貫した研究開発」を挙げました。また、大学運営については機敏性と機能性を重視し、「小さな執行部組織」にすると表明しました。

この後、武田廣・付属図書館長の音頭で乾杯し、歓談しました。

学長年頭挨拶の全文はこちらから読むことができます。