神戸大学

駐日オランダ王国大使が神戸大学を訪問しました

2009年01月15日

フィリップ・ドゥ・ヘーア駐日オランダ王国大使が1月14日、経済学部の「ヨーロッパ経済論」における講義のため、D.J. コップ在大阪・神戸オランダ王国総領事とともに神戸大学を訪問しました。同大使は、ベアトリックス女王の首席秘書官、駐中国オランダ王国大使、外務省事務次官など要職を経て、昨年8月から駐日オランダ王国大使として、日本に赴任されています。

講義の様子

大使は、オランダという国・国民がいかに水との共生を図ってきたかを紹介し、 その後、EUの歴史及びEUとオランダの関係に触れ、最後に400年にわたる日本とオランダの関係について論じました。また、日本が国際社会において重要な役割を果たすことを期待している点についても、ご自身の経験を踏まえながら紹介しました。

神戸大学における講義の後、兵庫県国際交流協会に向かい、同協会及びEUインスティテュート関西の共催による講演会において出席した兵庫県民とも交流し、東京に戻られました。

(経済学研究科教授 久保広正)