神戸大学

阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼しました

2009年01月19日

慰霊祭の様子

約6400人が亡くなった阪神・淡路大震災から14年。神戸大学でも1月16日から17日にかけ、大学関係の犠牲者を悼む様々な催しがありました。

神戸市灘区の六甲台キャンパスでは16日午後零時半、犠牲者の名を刻んだ本館前庭の慰霊碑前に、ご遺族 (写真上) のほか野上智行学長ら教職員、学生ら合わせて約70人が参列。1分間の黙祷のあと、一人ずつ菊の花をささげました。例年は正午からですが、講義を受ける学生も参加できるよう、今年は開始をずらしました。17日未明には、震災体験を記録する活動を続ける学生らが慰霊碑前に火をともすなど、 キャンパスはしめやかな空気に包まれました。

慰霊祭の様子

震災時は神戸商船大学だった東灘区の海事科学部では16日午後2時、慰霊碑前に野上学長 (写真下) や石田廣史研究科長ら教職員のほか、約10人の学生自治会代表ら合わせて約50人が参列。黙祷のあと献花しました。

1995年1月17日早朝に起きた大震災では、神戸大学生39人 (うち留学生7人)、職員2人の計41人が亡くなりました。神戸商船大学では、学生5人 (うち留学生1人)、研究員1人の計6人が犠牲になっています。