神戸大学

地域連携活動発表会を開催しました

2009年01月20日

神戸大学は1月13日、瀧川記念学術交流会館で、平成20年度地域連携活動発表会を開きました。この発表会は、大学における地域連携事業の活動状況を報告し、また様々な関係者からご意見をいただき、翌年度の活動に活かすことを目的に、平成17年度から毎年開催しています。

第一部では地域連携活動報告として、地域連携推進室がオーストリア・ウィーンでの「青野原俘虜収容所里帰り展覧会・演奏会」を報告。また、学内公募採択事業と、本年度から実施した「学生による地域貢献活動」の公募採択事業を、それぞれの代表者が発表しました。

地域連携活動発表会

第二部では、「地域連携事業の現場から」をテーマにパネルディスカッションを行いました。人文学研究科、保健学研究科及び農学研究科の地域連携センターの各研究員等が、本年度の地域連携事業について説明。 続いて国際文化学研究科の岡田浩樹教授が異文化研究交流センターの取り組みについて、人間発達環境学研究科の松岡広路教授が学内公募採択事業について報告しました。学外からは神戸市の山上智子灘区まちづくり課長と神戸新聞の金井恒幸小野支局長が、行政や報道の立場から神戸大学の取組みについて意見を述べました。そして、パネリストを中心に出された課題について、意見交換を行いました。

引き続き行われたフリートークでは、パネリストだけでなく、会場の行政関係者、学生等からも多くの発言がありました。異なる立場の参加者からの意見交換は、新しい気づきをもたらし、活発な意見交換が行われました。

地域連携推進室は3月に、この発表会の様子を記録した「地域連携活動発表会報告書」を発刊する予定です。

(地域連携推進室)