神戸大学

留学生同窓会が東京で開かれました

2009年02月17日

神戸大学留学生同窓会が2月6日、東京オフィスで開かれました。神戸大学国内留学生同窓会が2006年7月に発足して以来、関西と関東で同窓会を重ねてきましたが、 東京での会合は昨年に続き2回目です。今年も大学関係者、卒業留学生、日本人卒業生ら31名が参加しました。

留学生同窓会

留学生センターは、留学生ネットワーク構築の一環として、海外のみならず日本国内で就職して活躍している卒業留学生のネットワークも強化してきました。昨年最初の会合がもたれた後、参加者によるメーリングリストができ、相互情報交換を行ってきました。今年の同窓会には、昨年春卒業した新しい卒業生も加わり、さらに日本人OBの参加を得て、昨年より活発な雰囲気の中で、行われました。

開会あいさつで安藤幹雄理事は「留学生のキャリアアップのための支援をさらに充実させることと同時に、卒業留学生が大学と持続的に関係を維持していけるようにネットワークを強化することも大変重要な課題である」と強調しました。その後、ベトナム神戸大学同窓会とインドネシア神戸大学同窓会の発足、第5回留学生ホームカミングデイ、グローバルキャリアセミナなど留学生ネットワークの取り組みが報告されました。

留学生センターの瀬口郁子教授は、海外での留学生同窓会に日本人卒業生が参加し、活性化していく例を挙げ、日本国内でも国籍の垣根を越えたフェイス・トゥ・ フェイスの交流の輪が広がることを願っていると述べました。卒業留学生も、東京生活の苦労や神戸での思い出を語り、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

今後も留学生同窓会が関西と関東で定期的に開催されること、また実質的な交流がなされることによって、神大生としての仲間意識が高まり、持続的な関係づくりができると思います。結果的にそれが卒業留学生フォローアップにもつながるものと期待されます。

(留学生センター准教授 朴鍾祐)