神戸大学

「アジア農学教育の国際プラットフォーム形成」事業提携校が神戸大学を訪問しました

2009年02月20日

タイのチェンマイ大学、カセサート大学とドイツのホーエンハイム大学の一行23名が2月5日、神戸大学を訪問しました。

今回の訪問は、文部科学省補助事業「平成20年度大学教育の国際化加速プログラム」の一環です。このプログラムは、九州大学大学院農学研究科を中心に、共同事業機関として東京農工大学大学院農学研究科と神戸大学大学院農学研究科が参画。先の3大学と強力に連携して、日本、ヨーロッパ、アジアの三極の大学が次世代の人材育成に取り組むことにより、アジアにおける農学教育・研究の「国際共同教育プラットフォーム」を形成し、教員・学生の流動性を高めて国際化を加速させることを目的にしています。

このような背景のもと、6大学は2月2日、3日、福岡に集まって「キックオフミーティング」を開催し、(1) 教員及び学生の相互乗り入れ (2) 共同カリキュラムの構築 (3) 遠隔授業システムの整備 (4) 国際化に向けた規則・制度の整備―などについて協議しました。

「アジア農学教育の国際プラットフォーム形成」事業提携校 一行

一行は本学で、太田博史副学長や中村千春大学院農学研究科長と会談し、さらに本研究科実務担当教職員と打ち合わせをしました。翌6日、もう一つの共同事業機関である東京農工大学を訪問した後、それぞれ帰国の途につきました。

(農学研究科 教授・内田一徳)