神戸大学

工学研究科本館にソーラーパネルが設置されました

2009年03月09日

ソーラーパネル

工学研究科の本館玄関に2月末、シースルー型太陽光発電システムが設置されました。

工学研究科本館は昨年、耐震改修工事が実施されました。これに合わせ、南、西面の外回りは憩いのテラスになり、ガラスのカーテンウォールで囲まれています。ソーラーパネルは、この上部に設置されました。1時間あたり、最大で約4KW発電できます。

一見透明な屋根がついただけのようにも見えますが、このシステムは従来のものと違い、次のような特徴があります。

  • 光を透過するので、自然採光により玄関が暗くならない。
  • 日射 (熱線) を90%カットするため、暑くない快適な空間を作り上げる。
  • 屋根としても機能するため、雨天時にも利用できる空間となっている。
  • 使用するアモルファスシリコン太陽電池は次世代型の太陽電池と言われ、従来のシリコン太陽電池に比較してシリコンが非常に少なく、省エネルギー型である。
工学研究科本館

このように、地球温暖化対策にも貢献する快適かつ全天候型の空間になり、学生や教職員が食事や休憩に利用するなど好評を博しております。

(工学研究科)