神戸大学

海事科学研究科と兵庫県立健康環境科学研究センターが連携講座を開設します

2009年03月12日

神戸大学大学院海事科学研究科と兵庫県立健康環境科学研究センターが4月1日、地域環境科学の連携講座を開設することになりました。

山村博平所長と石田廣史研究科長

大気環境、水質環境、有害化学物質の3分野で、センターの研究者が海事科学研究科の客員教員になり、研究科とセンターで学生を指導します。酸性雨など越境汚染の環境評価、瀬戸内海のような閉鎖海域の環境保全、化学物質による地域環境汚染の実態解明などが、テーマになる予定です。

連携協定の調印式は2月27日、健康環境科学研究センター須磨庁舎であり、センターから山村博平所長 (写真左) ら、海事科学研究科から石田廣史研究科長 (同右) らが出席しました。山村所長は、研究科が取り組んでいる研究課題は兵庫県の環境行政にも大いに貢献する、などと挨拶。石田研究科長は、閉鎖海域や沿岸周辺域の海洋汚染・大気汚染の防止など、地域環境の保全に寄与する教育研究を行なうことができるなどと、連携の意義を述べました。

(海事科学研究科)