神戸大学

純米大吟醸酒「神戸の香」の生酒を発売しました

2009年03月25日

「神戸大学ブランド」のひとつ、純米大吟醸酒「神戸の香」の生酒が、3月25日に発売されました。

大学院農学研究科と兵庫県農林水産技術総合センターは「スーパー酒米プロジェクト」を組み、共同研究の成果として酒造専用品種「杜氏の夢」を育種し、兵庫県加西市の農学研究科附属食資源教育研究センターで栽培しています。その最新の酒造好適米を原料に、食資源教育研究センターの地元の酒蔵「富久錦株式会社」が醸造・販売する、産官学連携によるお酒が「神戸の香」です。今年で4年目の取り組みとなります。

富久錦は、天保10年 (1839年) 創業の酒蔵です。富久錦では、日本酒造りにとって最も重要な麹造りを、すべて昔ながらの手作業で行っています。「神戸の香」は、最新の酒造専用品種と伝統の蔵人の技と心が融合した「純米大吟醸酒の最高峰」といえます。

昔ながらの手作業

食資源教育研究センターで昨年秋に収穫された「杜氏の夢」1,440キログラムで、生酒500本、火入酒1,500本を醸造します。3月25日に発売したのは搾りたての生酒で、1本3,000円 (税込、送料別) です。兵庫県内の百貨店、酒販店で販売されます。神戸大学支援合同会社のホームページからも購入できます。

通常の火入れタイプは、7月に発売される予定です。

「神戸の香」の販売店など、詳しくは富久錦 (電話0790-48-2111) にお問い合わせください。

(農学研究科附属食資源教育研究センター)

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