神戸大学

キャリアカフェ「ダブルハッピーへの挑戦」を開催しました

2009年04月20日

男女共同参画推進室は4月18日、瀧川記念学術交流会館で、新年度の第一回キャリアカフェ「ダブルハッピーへの挑戦」を開催しました。学内外で研究に携わる学生や教員、社会人の26名が参加しました。また、出産後間もない女性研究者が、ウェブ会議で参加しました。

ゲストスピーカーには、大阪府立工業高等専門学校の中谷敬子准教授と神戸大学理学研究科の尾崎まみこ教授を招き、家族とともに歩んできた人生と研究キャリアについて話していただきました。それぞれが30分ずつ、数々のエピソードを非常に活き活きと、表現力豊かに話しました。2人に共通しているのは、研究に対する人一倍の情熱と、どんな時でも人生を楽しむ姿勢です。「扉にはいつも手をかけておいてチャンスに備えて」「自分の職業選択の欲求が何かを見極めて」など、経験に裏付けられたメッセージがありました。

キャリアカフェ

フリートークでは、ゲストとメンターも加わって、グループごとにディスカッションを行い、盛りあがりました。

参加者からは、「(研究者だけでなく) 一般の女性にも聞かせたい内容だった」「諦めることをしなければ、いつか道は開けるかもしれないと言う希望を持てた」「今できることをしっかりやっていこうと元気が出た」などの感想のほか、「女性をサポートしている側の男性の考え方も聞いてみたい」というものもありました。

また、神戸大学男女共同参画担当の新旧理事も参加し、「神戸大学の女性活躍推進の火を灯し続けるには、(神戸大学に連なる) 皆さんの声が必要です」と参加者に呼びかけ、大学の支援姿勢を印象付けられました。会場では、カフェの終了後もあちこちでグループができ、参加者同士が交流を深めていました。次回のキャリアカフェは、5月16日 (土) に六甲ホールで開催予定です。

(男女共同参画推進室)