神戸大学

附属病院の患者食に食資源教育研究センター産のお米を使用しています

2009年12月14日

昨年の汚染米・事故米問題を契機に、食の安全を図る取組みの一環として、昨年に引き続き、医学部附属病院の患者食に、大学院農学研究科附属食資源教育研究センターで栽培・収穫 (写真) した新米を使用しています。提供予定期間は11月29日の夕食から約1ヶ月間です。患者さんからは好評を得ており、アンケートでは「柔らかくて甘みがあり、おいしかった」「また病院食に使ってほしい」等の感想が寄せられております。

附属病院の患者食に食資源教育研究センター産のお米を使用

使われている新米は、コシヒカリ系品種「ヒノヒカリ」です。「ヒノヒカリ」は甘みがあり、やや軟らかい食感が特徴です。来年以降も続ける方向で検討しています。

イネの研究を行っている同センター山崎教員は「技術職員や農学部の学生が丹誠こめて生産したお米です。皆様の御意見を参考にしながら、来年も安全で美味しい新米の提供に取り組んでいきたいです」と話しています。

なお、同センターで収穫した米は、神戸大学生協の食堂にも提供されています。

(食資源教育研究センター)