神戸大学

平成22年度入学式を開催しました

2010年04月07日

平成22年度入学式を催しました

神戸大学は4月6日、神戸市中央区の神戸ポートアイランドホールで、平成22年度入学式を催しました。福田秀樹学長や理事、各研究科長らが出席し、設置されたばかりの大学院システム情報学研究科を含む総計4618人の新入生を祝い、励ましました。

福田学長は式辞で、神戸大学の特徴として、海外研究機関との日常的な交流や1100人を超える留学生の受け入れなど豊かな「国際性」と、広い学術分野を深くカバーする総合大学で学際研究の成果も多い「総合性」を挙げました。そのうえで、こうした特徴をさらに推し進めるため、神戸ポートアイランドに設置される次世代スーパーコンピュータ隣接地に建設する予定の「神戸大学統合研究拠点」など、具体的な取り組みを紹介しました。さらに、神戸大学で将来の夢を見つける努力をするとともに、その夢を実現する十分な基礎力を身につけるよう励まして、締めくくりました。

福田学長式辞

最後に、学内混声合唱団アポロン、エルデの男性部員と男声合唱団グリークラブのメンバーが、学歌を合唱して歓迎し、約30分で式を終えました。

小林誠氏

この後、ノーベル物理学賞受賞者で本学経営協議会委員の小林誠氏 (日本学術振興会理事) が、「何を学ぶか」をテーマに記念講演しました。小林氏は「知識はすぐに陳腐化し常識になります。大学では、知識の背後にある、ものの考え方を修得してください」などと、新入生に呼びかけました。

入学者は、学部2621人、大学院博士課程前期1340人、同後期340人、専門職学位課程155人、3年次編入162人です。このほか、外国人留学生が学部に29人、大学院に274人入学しました。

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