神戸大学

新入生キャリアガイダンスを開催しました

2010年04月09日

キャリアセンターは、4月4日、新入生とそのご家族を対象に、平成22年度新入生キャリアガイダンス「大学の歩き方-出会いと成長」を、出光佐三記念六甲台講堂で開催しました。当日は晴天に恵まれ、六甲台キャンパスが満開の桜につつまれる中、367名の参加があり、大学生活への期待と希望を抱いた新入生と保護者が熱心に講演に耳を傾けている様子がうかがえました。

第一部では、内田正博センター長が「夢や志」を持つことの大切さについて話し、「大学時代にどんな友人に出会い、どんな本に出会い、どんな人に出会うかでこれからの人生が大いに変わってくること」「失敗することを恐れず前に進み成長してほしい」と新入生へメッセージを送りました。続いて、マイナビ副編集長の土山勇氏が「大学生活におけるキャリアデザイン」をテーマに講演。大学で何を学び、何をしようとして入ってきたかを考えることが大切であること、社会で求められる力とは、「自ら考え、自ら働き、結果を出せること」であり、大学時代に身につけてほしいと講演をされました。その他、最近の厳しさを増す就職状況や神戸大学生の進路状況についても取り上げられました。

第二部では、本学のOB・OG4名によるパネルディスカッションが行われました。「社会で活躍していて、どういった力が必要だと実感するか」「大学で学んだ体験が今どういう形で活かされているか」といったテーマをもとに、先輩が現在のお仕事の話や、神戸大学で頑張った体験、苦労した体験、自身が大学入学時に抱いていた夢、そして神戸大学で学んでよかったことなどについて熱く語られました。

最後に、先輩から新入生に、「4年間は、短い。やりたいことはすぐスタートしてください。」「いろんなところに出かけて、いろんな人に出会い、いろんな思いを抱いてほしい。心が折れそうになることもあるけど、何とかなるので頑張ってほしい。」「家族や周りの人への感謝の気持ちを忘れないでください。」「大学の間に真剣に打ち込むものを見つけてほしい。」など、熱く温かいメッセージが送られ、盛況のうちにガイダンスを終えました。

(キャリアセンター事務室キャリア支援係)