神戸大学

附属中等教育学校の入学式を行いました

2010年04月22日

4月8日に附属中等教育学校第2回入学式を、附属学校の歴史上初めて、出光佐三記念六甲台講堂で行いました。同校の住吉校舎と明石校舎両方の新入生が一堂に会し、生徒たちが神戸大学の一員である自覚を持つことができるよう昨年10月に修復された同講堂を使用したものです。

附属中等教育学校入学式

当日は、満開の桜と暖かな春の陽気に包まれる中、新入生及び保護者が約400名集まり講堂を背に写真を撮る姿が数多く見られるとともに、同講堂で入学式が行われたことに対する感謝の言葉が聞かれました。

式では、市橋中等教育学校長が、出光佐三氏の業績や新入生への期待について述べました。続いて、田中副学長(附属学校担当理事)が、専門の経済学の視点から「合成の誤謬」について話し、複眼的視野をもって物事が考えられるようになってくださいと励ましの言葉を掛けました。そして、これらの言葉を受け、新入生代表が6年間の学校生活への決意を表明しました。

附属中等教育学校入学式

附属学校では、このほか附属幼稚園・小学校・特別支援学校の入学式を各学校園で行い、合わせて334名の新入生を迎えることができました。

神戸大学附属学校部では、大学と附属学校との関係をより深めるために、今後も附属学校の子どもたちが大学の施設を利用する機会を設けていきたいと考えております。

(附属学校部事務室)