神戸大学

ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会を開催しました

2010年06月17日

ひょうご神戸産学学官アライアンスの総会と講演会を開催しました

兵庫県下の大学・高専の産学官連携活動を一元化し、地域経済活性化に一層の貢献を図るため結成された「ひょうご神戸産学学官アライアンス (以下、「アライアンス」)」は6月11日、神戸市勤労会館にて平成22年度総会及び「地域産学学官連携講演会」を開催しました。

総会では、平成21年度の事業報告が行われたほか、平成22年度の事業計画や役員の選任等について審議が行われ、満場一致で了承されました。なお、総会には33機関から40名の参加がありました。

総会終了後に「地域産学学官連携講演会」が開催され、約60名の参加がありました。講演会では、中村千春統括マネージャーの冒頭挨拶の後、文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室長 渡辺栄二氏から「産学官連携の現状と今後の展望」と題して、産学官連携の実情や今後の政策動向について講演がありました。また、「産学学官アライアンスへの工業会の取組」と題した神戸市機械金属工業会会長 村元四郎氏の講演では、同会における産学官連携の取組の実例紹介や、アライアンスの地域企業への協力・支援を期待するお言葉がありました。

アライアンスは文部科学省「イノベーションシステム整備事業 (大学等産学官連携自立化促進プログラム【機能強化支援型】)」の助成を受け運営されており、6月11日現在で、大学・高専19校、助言や活動支援を行う支援機関17機関が加盟しています。3年目となる今年度は2年後の助成終了後の在り方も検討しつつ、より一層地域経済に貢献できるように活動を進めていきます。

(連携推進課)