神戸大学

若手研究者交流支援事業プログラムのオリエンテーションを開催しました

2010年06月21日

若手研究者交流支援事業プログラムのオリエンテーションを開催しました

独立行政法人日本学術振興会の「若手研究者交流支援事業~東アジア首脳会議参加国からの招へい~」に採択された神戸大学大学院農学研究科が実施するプログラム「食料危機回避に向けた東南アジア動植物資源保全・防疫若手研究者ネットワークの形成」のオリエンテーションが平成22年6月18日 (金) に行われました。

オリエンテーションでは、中村千春副学長・国際交流担当理事から歓迎の意が表され、また、大学紹介及び本学における主要な国際的教育研究活動の説明がありました。その後、内田一徳農学研究科長から農学研究科の紹介、宮野隆農学研究科教授から本プログラムの紹介があり、本プログラムの受入研究者となる農学研究科内の教員との顔合わせを行いました。

本プログラムでは、歴史的に緊密な連携を図ってきたタイ・ベトナム・フィリピンの大学や研究機関から13名の優秀な若手研究者を招へいし、平成22年7月15日までの約1ヶ月間に渡り、農学研究科において動植物資源保全と防疫に関する講義やつくば等にある最先端研究施設の見学の後、農学研究科内の12名の受入研究者の指導の下でそれぞれの研究を実施する予定です。最終日となる7月15日には、東南アジア動植物資源保全・防疫若手研究者ネットワーク形成に向けた第1回ワークショップを開催し、母国におけるこれまでの研究成果や神戸大学において得られた成果を発表します。

本プログラムの実施により、食料危機回避に貢献する国際的に活躍できるアジアの若手研究者によるアジアの農業生物資源の保全とその防疫に関わる「農業生物資源保全・防疫専門家による高度な研究ネットワーク」の基礎の構築が望まれます。

若手研究者交流支援事業プログラムのオリエンテーションを開催しました

(農学研究科)