神戸大学

JICA研修員が中村副学長を訪問しました

2010年06月25日

神戸大学農学研究科で実施中の独立行政法人国際協力機構 (JICA) 集団研修「植物保護のための総合防除」コースの研修員が、6月14日に中村千春副学長 (写真前列中央) を表敬訪問しました。

本研修コースは、途上国において農業生産の減少要因となっている病害虫被害に対し、農薬の適正使用、天敵を用いた生物学的防除、農作物の栽培方法の工夫など、人と環境に優しい我が国の総合防除に関する取組みを学び、それぞれの国の気候条件や経済・社会システムに適した防除システムを実践できる人材を育成することを目指して、平成5年から毎年農学研究科で実施されています。今年度は、アルゼンチン、チリ、ドミニカ共和国、インドネシア、ミクロネシア、パキスタン、スリランカ、タイ、スーダン及びケニアの10カ国11名の専門家や研究者が参加しています。

JICA研修員が中村副学長を訪問しました

懇談には農学研究科の竹田真木生教授 (写真後列右から4人目) も加わり、終始和やかな雰囲気の中で行われました。

研修生は、約3ヶ月間滞在し、講義や現地視察、実習を通して我が国の手法や技術を習得します。各研修生の今後の活躍が期待されます。

(国際企画課)