神戸大学

イエメン教育省副大臣が中村副学長を訪問しました

2010年07月05日

イエメン教育省の副大臣2名、局長2名、大臣顧問の計5名が6月29日に中村千春副学長 (写真前列右から3人目) を表敬訪問されました。今回訪問されたのは、一般教育担当副大臣のアハメド・ハディ・タワフ氏と女子教育担当副大臣のラトフィ・アフメッド・ハムザ氏、一般教育局長のアリ・マハメッド・エリアニ氏、女子教育局長のアマン・アリ・バダ二-氏、教育大臣顧問のハマッド・セヤ二氏です。

イエメン教育省は国際協力研究科と2006年9月に学術協定を結び、本研究科の大学院生をインターンとして、これまで20名近くも受け入れてくれています。インターン経験者の中には現在、世界銀行やユネスコなどの国際機関や学術機関で活躍している修了生も数名います。その他に、これまでイエメン教育省の上級官僚が本研究科でセミナーを行ったり、本研究科の教員が独立行政法人国際協力機構 (JICA)のイエメン女子教育向上計画プロジェクト (BRIDGEプロジェクト) の実施に携わるなどして、両機関の交流が活発に行われています。

上記の上級官僚は国際協力研究科の教員が中心に講師を務める研修に参加されており、兵庫県教育委員会や神戸市教育委員会を始め、神大附属住吉小学校・中学校や神戸市立なぎさ小学校なども訪問されました。7月2日には本研究科で「イエメンにおける基礎教育政策と計画」をテーマにセミナーを開催して、イエメン教育省の取り組みについての理解を深めました。

イエメン教育省副大臣が中村副学長を訪問しました

(国際協力研究科)