神戸大学

「国内留学生同窓会in大阪2010」が開催されました

2010年07月26日

昨年に引き続き、「神戸大学国内留学生同窓会in大阪2010」が、7月16日 (金) に大阪・北区の大阪凌霜クラブで開かれました。大学卒業後、日本国内で活躍している卒業留学生のために2006年に発足した国内留学生同窓会は今年で4年目を迎えます。この間、関西や関東での同窓会の開催やメーリングリストを通しての情報交換など同窓会運営に積極的取り組んできましたが、更なる拡大と大学や学友会との連携を深める目的で本会が開かれました。今回も大阪凌霜クラブの協力を得て、「神戸大学卒業留学生との交流会」と銘打って凌霜クラブのメンバーに呼びかけ、卒業留学生が14名、凌霜会のメンバーが13名、その他大学関係者14人合計41名が参加しました。

海外にいる卒業留学生にも広く呼びかけた結果、大阪に出張があり、タイミングよく同窓会にかけつけてくれたOB・OGや、今年3月に卒業したばかりの新入社員の卒業留学生も目立ちました。中西泰洋留学生センター長の開会の挨拶の後、同クラブの平田二郎顧問 (昭23卒) の祝辞と乾杯の音頭が続きました。

国内留学生同窓会in大阪2010

会合の中で、留学生センター朴鍾祐准教授が留学生ネットワークの取り組みを報告。年間報告の中では、昨年発足した「タイ神戸大学同窓会」や「第6回留学生ホームカミングデイ」の様子などを紹介し、国籍を超えて日本人と留学生の連携によって素晴らしい同窓会が結成された経緯を紹介しました。また今年は、プロとして演奏活動をしている蔡愛琴氏 (総合人間科学研究科2000年修了) による、"フルス (雲南省民族管楽器)"での日本、中国の曲の演奏も披露され、会が一層、華やかなものになりました。また大阪凌霜クラブのメンバーと同じ会社に新入社員として就職したベトナム出身の卒業留学生が共に参加し、大学でも会社でも後輩になる若者にエールを送る姿も印象的でした。会の終わりに、安藤幹雄学長補佐が「卒業留学生みなさんは大学の宝です。大学としても誇りに思うと同時に、みなさんがそれぞれの日本の社会の中でしっかり発言して存在感を発揮してほしい」と激励し、今年の同窓会も盛会のうちにお開きとなりました。

日本の企業の中においてもグローバル化が進む中、日本国内で活躍している留学生OB・OGが増えています。国内留学生同窓会の一層の活性化を願うとともに、大学の同窓会組織である学友会もますます多国籍化が予想される中、神大卒のアイデンティティを共有して、新たな同窓会のあり方に大いに期待していきたいと思います。

国内留学生同窓会in大阪2010

(留学生センター准教授 朴鍾祐)

写真集


大阪凌霜クラブ副会長・西浦洋氏
ご挨拶

留学生センター長・中西泰洋
開会の挨拶

留学生センター朴准教授による
留学生ネットワークの年間報告

卒業留学生 自己紹介

フルス演奏(雲南省民族管楽器)

学長補佐・安藤幹雄 閉会の挨拶