平成22年度 (109回) 兵庫県大学図書館協議会総会が神戸大学附属図書館を会長館として7月23日に流通科学大学で開催された。この協議会は、兵庫県内の大学及び短期大学の図書館の管理・運営に関して、連絡・協議・調査研究を行い、大学図書館の充実・発展を期することを目的として毎年、定期的に開催されており、今年は34大学から44名の参加があった (協議会加盟館は全47大学)。報告事項としては、平成21年度事業報告や大学図書館関係の活動報告等があり、更に平成21年度新規事業として開始した「機関リポジトリ支援のためのWG」がまとめた活動報告書を配付した。協議事項としては、平成22年度事業計画と予算及び海外研修事業の募集等について協議がなされた。今年度の事業計画としては、講演会・研究会の実施に加えて、機関リポジトリ支援のためのWGの継続を提案し、加盟館への支援活動を続けることとなった。その後、承合事項の「図書館業務のアウトソーシングの進展状況」、「図書館広報活動の状況」、「機関リポジトリの状況」について、多くの大学から事例や問題点等の報告があり、盛会裏に終了した。

なお、平成23年度総会開催館は、神戸松蔭女子学院大学 (神戸市) と決定した。